あしたのジョーファンサイトSOUL OF JOE

『丹下ジムは・・・不滅です』

★第13話/1981.1.5放送/視聴率9.9%★

ストーリー

正月。
挨拶回り中の段平。
カーロス戦での疲労で、一時的な※パンチドランカー症状で休養中のジョー。
※段平曰く

西と紀子は浅草へ映画を見に行く。
紀子は西とデートしていながらも、ジョーの事が気になる。

葉子はカーロス戦慰労会を兼ねたパーティを企画し、
丹下ジム陣営を招待するが、誰も参加せず・・・。

減量の心配が無くなり雑煮をたらふく食べる西。
しかし、ボクシングが出来なくなった寂しさを感じ取るジョー。

西の引退披露パーティを丹下ジムで企画。
スピーチの際に涙で声を詰まらせる西は、
ジョーに最後のスパーリングを申し込む。
16オンス、1ラウンドの条件で試合開始!

『赤コーナー、泪橋ヘビー級チャンピオン、マンモス西ィ~!』
『青コーナー、泪橋バンダム級チャンピオン、矢吹丈ォ~~!』

マニアック視点

●丹下ジムの前でラジコン飛行機が飛ぶ!
袴親子のパパが操縦!
他に凧揚げが3人!
・・・正月です!
ドヤ街は正月の安らかな日々を向かえ、
あちこちで日の丸の旗を掲げている。

段平、正月の挨拶に林食料品店へ挨拶へ!
(林屋の屋の字が無い)
ジョーはカーロス戦の後に付き、同行せず・・・。
西は紀子と浅草へ映画を見に行っている。
(林屋手前崖の階段上では羽子板をやる女性が2人)
●丹下ジム
目覚めるジョー。
ジム内には鏡餅もまつられている・・・。
テーブルには段平の特製料理!
<わしの作ったぞうにじゃ。おいしいぞ。おきたらくえ。段平>
・・・の紙が添えられている。
●キノコ、皆でカルタでも・・・の一言でジムに入り、
実際はカルタではなく、花札!
カルタなんて子供の遊び!と言われ、ジョーはちょっとびっくり。
●白木邸
BLIZAERDS製の大型テープレコーダー(BUZ)で音楽鑑賞!
青と黒のチェックのソファに座る葉子にT.U
(手前のBOOKで隠し切れてないソファーの描き足りない箇所・・・)
(このカットでは葉子左にクッションは無いが、次のカットから
丸いクッションが出現!)
正月に家にいる葉子に幹之助が初詣にでも・・・との会話シーンが挿入。
葉子、”人混み”が好きでない・・・と、外に出るのを拒否。
●電車(中央線快速)の中の西&紀子。
紀子は座り、西は手前で立っている。
『西君、教えて欲しい事があるの?』
『えぇっ?』
『矢吹くんの誕生日っていつかしら?』
『ジョーの誕生日でっか?』
『えぇ。』
『あぁ・・えぇ・・はて?』
西の考えている顔をじっと見つめる紀子。
●西&紀子、場所が喫茶店に移る・・・。
(”喫茶みよ”と看板がでているが、入り口にはMIYA?と書かれている)
『紀子はんも人が悪い・・・ジョーが言うてましたんや、
俺は物心ついた時はもう孤児院だった・・・と。ジョー自信どこで生まれたんか、
いつ生まれたんか知ってないんです。奴、奴には誕生日はおまへん!
生まれついての一人っきりなんや!・・・・・紀ちゃん・・・・紀ちゃんは
その事は知とった筈や!何で改めてそないな事・・・。』
『・・・・・おいしいわ・・・ここのコーヒー!・・・・・今日の映画とっても楽しかったわ!』
『おおきに!』
会話をはぐらかす紀子・・・。
●上機嫌段平、鼻歌交じりで帰宅!
(鼻歌は細川たかしの心のこりと、美空ひばりの港街13番地を融合したもの)
●白木ジムのパーティ招待状
日時
1月5日午後6時
会場
ホテルニュータカクラ
主催
白木ボクシングジム
●林屋の車ウィンドーには人形がぶら下がっている<紀ちゃんが付けた?
※金髪のおだんご頭にピンクのワンピースに赤いリボンと靴
●西、ジョーにボクシングの事を聞かれ、心の中でギャグ!?
『ジョー、ほんまにわいは大丈夫や!
覚悟はできとったはずなんやから。大丈夫、大丈夫や!
元々ジョーがやるさかい、わいもつきあいで始めたボクシングや!
第一、こぶしを痛めたボクサーなんて、
缶きりのあらへん缶詰みたいなもんや。
どうにも手が出えへん!フフフ、ハハハハ・・・』
●林屋では紀子が西に店はいいと告げる。
紀子珍しい緑(エメラルドグリーン?)のブラウス
(鯖缶150円)
●夜になり盛大な引退披露パーティーが丹下ジムで開催!
ドヤ街の大勢の人々が集まっている。
段平、祝辞を述べるが緊張し、カンペを見ながらの発言。
西寛一、生涯成績
10勝3敗2引き分け
●丹下ジム近くのタバコ屋の赤電話に小銭を入れるジョー。
(NaNastalと明記された看板がついたお店。早春牛乳の看板も。)
●ジム内ではキノコ”座頭市”を披露!
●葉子、ロータス7(品川33ひ33-99)で西の引退披露パーティーに花束を。
●トン吉のラッパとザルを使ったドジョウすくい踊りの披露
●ジョーVS西
キノコ&トン吉のアナウンス
(トン吉はラッパを吹いた後、キノコにお尻ではじかれる)
『赤コーナー、涙橋ヘビー級チャンピオン、マンモス西ィ~!』
西、背中に”マンモス西”の刺繍?あり。
(水色のガウンに黄色字)
●ミカン男がゴング代わりにやかんを小槌で叩く!

西のパンチ空を切り、
ジョーは顔面、ボディー、アッパーで西ダウン!
『相変わらず切れのええ、重いパンチを打ちよる。』
『あのカーロスとの死闘から、1週間もたっとらんとちゅうのに、
さすがジョーや。おっちゃん!ほんまに安心してええで!
このジョーのある限り、丹下ジムは不滅や。
いや、ボクシングが、わいの青春やったという誇りは永遠に不滅や!』
西、男泣き!

西の反撃!
(ジョーの顔手前で殴られている際に鼻のバンテージ作画し忘れミスあり)
2発喰らって、ダウンしかかるジョー。
かろうじてロープにつかまりダウンを免れる。
『おっと!へへ、この程度でダウンしたんじゃ、
おめえの誇りってやつに傷をつけちまうことになる・・・。』
『ああ、その通りや!』
『よーし、行くぞ!西!』
『おー!』
●月明かり、泪橋のアップ!
BG夜空に月、雲はセルにBG処理右引きPAN、手前泪橋BOOK。
ゆっくりとT.Uする途中でキノコアナウンスかぶる・・・。
『赤コーナー、泪橋ヘビー級チャンピオン、マンモス西ィ~!』
『青コーナー、泪橋バンダム級チャンピオン、矢吹丈ォ~~!』

ハーモニーショット

★ハーモニー1
西、帰宅中に百円ハウス看板前で止まり、ファイティングポーズ!
(右耳を塗り間違え!)
シャドーボクシング後、走り去る!
”それ~っ!ホッホッ~!”

1枚 (合計75枚)

注目ポイント

★正月シーンです。
カーロスとの死闘は除夜の鐘対決!
従って、明けて正月になります。
TVジョー1の時はウルフ戦後が正月でした。
TVの放送時期に合わせて季節も設定されています。
サチの濃い化粧のシーンはTV1も2もお決まりに!

★西と紀ちゃんのデート
浅草へ映画
1981年当時の映画BEST以下
1.  エレファント・マン 東宝東和
2.  007 ユア・アイズ・オンリー ユナイテッド・アーティスツ
3.  連合艦隊 東宝
4.  ドラえもん のび太の宇宙開拓史
  怪物くん 怪物ランドへの招待 東宝
5.  スーパーマンII ワーナー・ブラザーズ
6.  男はつらいよ 寅次郎かもめ歌
  土佐の一本釣り 松竹
7.  男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎
  俺とあいつの物語 松竹
8.  典子は、今 東宝
9.  ブルージーンズメモリー
10. ねらわれた学園


★ 西寛一、生涯成績
10勝3敗2引き分け

★『赤コーナー、泪橋ヘビー級チャンピオン、マンモス西ィ~!』
キノコの声が哀愁を誘います。

所持セル画リンク→

スタッフ&キャスト

脚本:篠崎好

絵コンテ:さきまくら

ディレクター:竹内啓雄・大賀俊二

原画:本木久年・四分一節子・川筋豊・小林ゆかり

動画:吉沢政江・梁田由美・伊藤ひろ子・小椋真由美

仕上げ:シャフト 三橋曜子・森祐子・菅野友子・村井勇

背景:小林プロダクション 工藤美由紀・小倉宏昌・海保仁三郎
    林裕美子・山本恵子・柴田千佳子

制作進行:柳内一彦


声の出演:矢田稔(林屋主人)、水鳥鉄夫(ドヤの人A)

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