あしたのジョーファンサイトSOUL OF JOE

『さらば・・・古き愛しきものたち』

★第32話/1981.5.18放送/視聴率9.4%★

ストーリー

タイトル初防衛、そして凱旋帰国のジョー。
しかし、ジョーは”ホセVSピナン戦”の悪夢で目覚める・・・。

TV関東企画、ジョーのチャリティサイン会が行われる。
ジョーは、たまらず”インターバル”と題して逃げ出す一幕まで・・・。
周囲の環境が変わりつつあるジョーは、とまどいを隠せない・・・。

多数の雑誌ポスターピンナップ撮影やインタビューの日々で、
うんざりしたジョーは場を離れ、子供達と一緒に逃げ出してしまう・・・。

子供達や段平との思い出の場所となる”廃墟”建物にやってくるジョー。
そこで偶然”ゴロマキ権藤”に出会う。
ゴロマキは”昔世話になった命の恩人の息子探し”にここへ来ていた。

新規練習生も集まり、丹下ジムは今まで以上に賑わう。
新丹下ジムの落成式も各界の会長、TV関東大橋運動部長も交え、盛大に行われる。

ジョーと段平は酒を飲み交わし、静かに”旧丹下ジム”に別れを告げる・・・。

マニアック視点

●ホセ・メンドーサVSサム・イアウケア戦回想シーン。
ホセがサムに好きに打たせるカット、続けてホセVSジョーに代わり、
同様にホセはジョーに好きに打たせる。
そして、サムの時同様、ジョーはホセにKOされる。
・・・ジョーの悪夢。
うめき声を上げながら目覚める、ジョー。
場所は丹下ジム屋根裏部屋。
段平は階段を下りている最中だったので、びっくりして階段から落ちる。
「参ったね・・・俺はもう日本に帰ってきたんだ・・・夢の中まで
追っかけてこなくてもいいだろう・・・メキシコのマイホームパパさんよぉ」
・・・とつぶやくジョー。
”いきなり大声出しやがって”と文句を言いながら上がってくる段平。
段平は”飯が出来た”と告げると、ジョーは”待ってました!久し振りの米の飯!”と言い、
階段を下る。
段平はさっきのお返しに”わっ”と言い、ジョーを階段から落とす!
(自分の選手に子供の様な仕返しをする段平って・・・(^^;)
・・・タイトルへ
●朝食はトーストにコーヒー。
パンは2枚づづ。マーガリン。コーヒー2つ。お湯はやかんに入っている。
「冗談じゃねえぜ!ここはもうハワイじゃねぇんぞ!せめて朝飯ぐらいは、
米の飯とみそ汁でいきたいもんだな!」・・・とふてくされるジョー。
「ジョーよ、俺たちは外国旅行経験者なんだぞ!新しい体験したら人間それなりに、
変わっていかなくちゃいけねぇんだよ。」パンをかじる段平。
「・・・でねえと、いつまでたっても進歩ってもんが無い!」といい、コーヒーを飲む。
「べぇっ!砂糖入れんの忘れた!」・・・コーヒーを吐き出す段平。
●ジョーは水飲みながら外を見る。
外では新ジムの工事中。
「へぇ~。もうじきじゃんかよ!新ジム完成はよぉ・・・」とポツリ。
●子供達がジムの外に来ていて、鍵穴から中の様子を見ている。
何かをたくらむ子供達。
「こうゆう事は素早く行動した方がいいでやんすよ・・・」とキノコ。
ドヤの人々も集まってきている・・・。
それを遠方から見ている西と紀子。
●”定食屋で米の飯を食べる”と言い、出かけるジョー。
”昼から関東TV主催のチャリティサイン会”があることを告げられるジョー。
外に出ると、ドヤのみんなが待っている。
(キノコはドアの側にいたため、ぶつかる)
ハワイはどうだったかの質問に”1年中夏ってところがイカしている”
・・・と返答するジョー。
”3R予告KO凄かった・・・”と妙にみんなでよそよそしくヨイショする。
突然、トン吉が”お土産”の一言。
「へへっ。朝早くからそんなこったろうと思った。みんなの分、中にあるぜ!」
ジョーが言った途端、ドヤの人々丹下ジムになだれ込む。
ビックリする段平。ひっくり返る・・・。
最後に西と紀子も来て、ジョーにお帰りの挨拶。
「2人のお土産も中にあるぜ!早くしないと連中にかっさわれちまうぜ!」
●丹下ジムの中ではお土産の争奪戦。
喜んではしゃぐ子供達。文句を言うミカン男。(トーテンポール)
ジョー、楽しそうにサチを抱っこする。
(このカットは原作漫画では空港)
●”矢吹丈チャリティサイン会”垂れ幕がデパート外観にかかる。
隣垂れ幕は”ボーナス一括払い大バーゲン”
チャリティサイン会場は長蛇の列が階段に渦巻いている。
「サインはあまり上手くないけれど、近くで見たら結構可愛い顔してたわね」
「ああ~愛しの矢吹丈様~!」・・・とサインをもらった女子高生の2人。
●「ああ~何枚くらい書いたかな・・・」
「まだ100枚も書いてませんよ・・・」
「一体、いつになったら終わるんだよ・・・参ったねぇ、一種の拷問だこりゃ」
・・・辛そうなジョー。
「ハワイでの予告KOが聞いたな、こりゃ」
少し離れた所から見つめる段平。(嬉しそう)
●あまりにもごった返す人並みに疲れ、”ボクシングの試合にもインターバルがある”
と言い、会場を抜け出すジョー。
●屋上のベンチで寝そべるジョー。
上空には”大バーゲンセール”と書かれたアドバルーンが浮いている。
段平、後を追ってやってくる。
”会場ではジョーがいなくなったので大騒ぎ”だと告げ、
”これもTV曲がジョーを売り出す為”と言う段平の話を聞かず、
ジョーはジュースを近くの販売機で買って飲む。
”お前もこれからはそれなりに変わらなければ”という段平にジョーは
”それなりにこれからはパンとコーヒーの朝食をとる”と、話をはぐらかす。
(飲んでいた”ジュース”と書かれた缶を段平に渡す)
去るジョーに段平は声を大きくだして”わしゃ、そんな事を・・・”と、
言った時に前を通った子供はびっくりして赤い風船を離してしまう。
”泣かないで・・・ジュースあげるから・・・”と、
ジョーの飲みかけのジュースを差し出す段平。
飛び去る風船。
「ジョー!会場へ戻れ!ファンがお待ちかねだ!」
●夕暮れ時、サイン会が終わり帰宅する二人。
新丹下ジムの前で立ち止まる二人。
(ジョーは口笛を吹いている様だが、音は無し)
”もうじき、念願の新丹下ジム完成だ”嬉しくて涙ぐむ段平。
●ロードワーク中のジョー。
ドヤ街を走り抜けると、アロハシャツやウクレレを弾く人々が・・。
●ジムの戻ると記者に囲まれるジョー。
”新しいジムが建つ事について”は”悪いわけないだろう!”とジョー。
”世界チャンピオンに挑戦するのはいつ?”では”早けりゃ早い程いい”とジョー。
カメラにポーズの注文を受けるジョー。
雑誌の折り込み等身大写真の依頼。
”表情が暗い”との注文にふざけて笑うジョー
”役者じゃねぇんだよ!おかしくもねえのに笑えったて無理”と外へ飛び出すジョー。
外には子供達が遊びに来ている。
慌てて記者達が追いかけてくるが子供達と一緒に走り去る。
”ジョーどこいくの?”とサチ。
”記者のいねぇ場所ならどこでもいいさ”とジョー。
遠方では”ウチのインタビューがまだなんです~”と記者達の声。
●子供達と廃墟にやってくる。4F建て
(昔、段平に殴られて警察に連行された場所)
子供達と懐かしむジョー。
「そう、あれは大雪が降った夜だった・・・ドヤ街のガキ共と、
このオンボロビルに立てこもったが、すぐポリ公に包囲されちまった・・・が、
おっつあんが一人で乗り込んで来やがった・・・。」
(回想シーン ここでは4階建て以上の建物・・・)
「ジョー、大人しく自首するんだ!」
「へへっ、断る!」
「・・・そうかい、じゃあ、仕方がねぇ!力ずくでもオメエを引っ張って行くぜぇ!」
お互い激しい殴り合い!ジョーは机の下へ吹っ飛ぶ!
ジョーは勢いよく跳ね起きるが、段平の力のこもったパンチは机ごとジョーを壁に叩きつける!
「ばっきゃろ~!」そう言い、段平泣く・・・。
”滅茶苦茶に殴られて鑑別所に送られた・・・そして、
その鑑別所で力石徹というとてつもねぇヤツに出会った”と思い出すジョー。
(力石と出会ったのは少年院では???)
●”考えてみりゃ、ここが俺のボクサーとしての出発点ってヤツだ・・・”中に入るジョー。
キノコ、バケツにつまづいて転ぶ。
”もおっ全くそそっかしいんだから!”と下駄でキノコを殴るサチ。
その物音に怯える少年・・・手にはナイフが・・・。
●Bパート
金庫のあった部屋にみんなで入る。
●金庫が昔の様に置いてあり、
背中に空いている穴までそのままある事を発見するチュー吉。
壁に付けたタローの身長の跡と比べると随分大きくなっている。
”背だけは成長した”とタローをからかうキノコ。
●突然”オメー達、ギャアギャアはしゃぎすぎじゃねぇのか?”と、
折りたたみナイフを持った少年が現れる。
サチは”アンタのビルじゃないでしょ”と叫ぶ。
”やばい事に巻き込まれて、追われてる身”だと言う少年。
”ガタガタ騒ぐな!”と子供達に怒鳴る少年。
●背後から”オメェの方がよっぽどうるせぇぜ”と、ジョー。
”お前、どっかで見た面だな?”と少年。
”東洋チャンピオンの矢吹丈を知らないの?バーカ!”とサチ。
”ちっ、なんでぇプロレスか!”と少年。
”俺をなめるな!”とナイフを翳す少年。
”よく切れそうだな!”と簡単に腕を持ち上げ、ナイフを下に落とすジョー。
●覚えてやがれ!・・・と、いい去る少年。
少年は、自分を追ってきた、男に見つかり、慌てて逃げる。
”随分、忙しい坊やだな・・・”とジョー。
●更に追いかけてくる男。・・・ゴロマキ権藤。
(足からPAN.UP顔まで 大判セル)
「こ、これは・・・矢吹さん!」
突然の対面に驚くゴロマキ。
「ゴロマキ・・・ゴロマキ権藤!妙な所で会うな!」
ジョーも驚く。
「・・・ちょっと、野暮用で。
欠かさずTVは見させて貰ってます。今度は世界ですね。
期待してますよ。」と、ゴロマキ。
軽く笑う、ジョー。
●少年、男に捕まり暴れている・・・。
「兄貴、とっつかまえやした!このガキ何やらかしたんでぇ!?」
と、ゴロマキに聞く男。
「お前には関係ねぇ!」と、ゴロマキ。
少年は”ばっきゃろー、お前なんかと行くか!”と暴れるが、
ゴロマキに平手打ちを喰らう。
少年はジョーの元へ逃げてくる。
”助けてくれ!俺はヤクザに狙われてんだ!”と、ジョーにせがみ着く少年。
ゆっくり近づいて来るゴロマキ。
●取り押さえられ、連れて行かれる少年。
泣き叫ぶ少年を見て、
”離してやれよ!ヤダっていってるじゃねぇか”と言うジョー。
しかし、男に”連れて行け!”と冷たく言い放つゴロマキ。
●ジョー、男に駆け寄り、少年を助ける。
男はジョーに立ち向かうが、軽く交わされ逆にジョーにKOされる!
それを見ていたゴロマキは”矢吹さん”と言い、ジョーへ突進!
ゴロマキのパンチを軽く交わし、反撃するジョーだが、
腕を押さえ込まれながら殴られ、そのまま壁を突き破り転倒・・・。
この隙を見て、少年はまた逃走する。
ゴロマキは男に追わせる。
●「矢吹さん、俺達何馬鹿なことやってんでしょうね・・・」と、ゴロマキ。
「権藤、あの少年、一体何をやったんだ!」と、ジョー。
「私がまだ、さっきのヤツと同じ頃、大変世話になった
・・・ま、命の恩人がいましてね。その人の息子さんですよ。
家出して、東京でグレったって聞いたもんで、何とか田舎へ返そうと思いましてね。
フフフッ・・・矢吹さんにも覚えがあるでしょう。
若え頃って、血の気が多くて見境がなくなる。・・・じゃあ、また。ごめんなすって。」
・・・と言い、去るゴロマキ。
ボロボロになったジョーを笑う子供達。
(BGMにミッドナイトブルース流れる。)
廃墟入り口には”近日中取り壊し予定地 立ち入り禁止”の看板。
●”へぇ~これがすん丹下ずむかぁ!ファイト満々!”と、新丹下ジムの
募集記事を見て現れる練習生。
看板の文字を書きながら、ジョーに”練習生の面接”を頼む段平。
”当ジムはあの東洋太平洋チャンピオンのいる丹下ジムです”と、
新聞広告を出した段平。
ジョーは”ガラじゃねぇ”と断り、看板の設置をやる事に。
しかし、上手いこと看板の取り付けを子供達にやらせるジョー。
サチは新丹下ジムはいつから?とジョーに聞く。
”ここ2~3日”と答えるジョー。
●募集広告を見てやってきた練習生の面接が始まる・・・。
(岩手の村の青年団でボクシングをやった・・・等、面接での会話)
●新丹下ジム内に子供達と入って中を見るジョー。
「今日にでもジム開き出来そうだ!」とタロー
「ジョー達の寝るところは?」とサチ。
「二階だよ。食堂と寝室があるんだとよ。」と、ジョー。
●面接では縄跳びテスト中。
4分と13秒・・・まあまあだな・・・とチェック中の段平。
●新丹下ジムのサンドバッグを叩くジョー。
(叩く手には長袖Tシャツの描写がない。素手のみ。)
「どうでやんす、新しいサンドバッグの叩き心地は?」と、キノコ。
「へへっ、最高だ!」と、ジョー。
●新丹下ジム落成式。
集まる会長達にTV関東大橋運動部長。
「本日ここに”新丹下ジム”の落成式を無事迎えることが出来ましたのは、
ひとえに皆様の暖かいご協力の賜と、不肖この丹下段平、心から感謝しております。
特にTV関東大橋部長、並びに白木ジム会長、白木葉子殿に・・・」
挨拶を続ける段平。
「その後、ホセから連絡は何か入ってる?」と、葉子に近づき話すジョー。
「いいえ。別に・・・」と、葉子。
「日本でのホセ戦の独占契約をあんたが持ってる・・・と知ったら、
テレ関の大橋部長、どんな顔するかな?」と、大橋部長の方を向き、葉子に話すジョー。
「鳶にあぶらげだもんな・・・だが、俺にとっちゃ、鳶だろうが鷹だろうが、
問題じゃない。ホセと確実にやれる・・・それだけでいい!」とジョー。
●「思い起こせば、私がこの泪橋に来て十数年、当時ドヤ街の人と馴染みが薄く、
右をみても左をみても世間の風は冷たく、途方に暮れる生活をしておりました。
そんな時です、ジョーがワシの前に現れたのは!ワシのボクシングに対する情熱は、
再びそこから燃え始めました。・・・いろんな事がありました。
だが、ワシとジョーは苦しみも喜びも共に耐え、共に分かち合い、そして今日、
ここまでこうしてやってきました。・・・ううう・・・ジョー!
とうとう、ワシたちもここまで来たぞぉ!」
最後涙ぐむ段平。
「ちぇっ、年寄りは涙っぽくていけねぇ・・・」と、帽子を深くかぶりながら言うジョー。
涙ぐみ、座り込む段平に拍手する人々。
●「新丹下ジムの落成!そして矢吹くんの初防衛を祝って乾杯!」と、乾杯の合図を取る
TV関東大橋運動部長。
"矢吹ホセ戦へ総力を尽くす"と段平に話す大橋運動部長。
セコセコと服に中に食べ物を入れているキノコ。
(背後には出崎監督らしき人物も)
”みっともない真似するな!”と下駄でキノコの頭を叩くサチ。
”俺達だってお祝いの花輪贈った”からいいじゃないかと反論するキノコ。
(祝 ドヤ街 子供一同・・・と書かれた可愛い花輪が外に飾られている。)
●「これからは新しい環境の中での新たな出発だ!」とジョーに酒を勧める段平。
「人間、それなりに変わっていかなくちゃイカン!」ジョーにドンドンビールを注ぐ段平。
「いつもでも古い昔の思い出なんかにすがりついてちゃいけないんだ!」
自分もビールを飲む段平。
●夜、新丹下ジム2階寝室で練習生達と一緒に寝ているジョー。
寝付けず、起きるジョー。
●ジョーは旧丹下ジムへ行く。
・・・そして屋根裏部屋へ。
「へへっ、やっぱりいいや!」と寝ころぶジョー。
なんと、そこには段平がいて酒を飲んでいた。
「なんか、忘れもんでもしたんかい?」と、ジョー。
「そ、その忘れ物なんだ!」と、段平。
「実は、俺もそうなんだ!」と、ジョー。
「・・・お前、忘れもんたって、下にも何にもねえし、上にだって・・・」
・・・と、段平。
「たぶん、おっつあんと同じ忘れもんだよ。・・・へへっ」と、ジョー。
「同じもんたって・・・ワシゃぁ・・・へへ、まぁそんなとこだな。」
と、自体を飲み込み笑う段平。
「ま、一晩ここでぐっすりと眠れば取り戻せると思うよ」と、段平の酒を貰うジョー。
「うむ・・・思う、思う。・・・しかし、ジョー今夜っきりだぞ!
あしたから本当に新しいジムで出発だ!」と、段平。
「わかってるって!・・・それじゃぁ、もう一度・・・乾杯!」
(乾杯は段平が先に言い、その後にジョーも乾杯と言う。)
月夜に輝く泪橋・・・。

ハーモニーショット

★段平は驚かされて落とされたお返しに、ジョーが階段を下りる際に、
”わっ”と言い、ジョーを階段から落とす!ハーモニー(1)
★丹下ジムの中ではお土産の争奪戦。喜ぶドヤ人々。T.Bハーモニー(2)
★喜ぶ子供達。(子供達の中にチビもいる)T.Uハーモニー(3)
★サチを抱っこするジョー。周りにはドヤの人々。T.Bハーモニー(4)
★お互い激しい殴り合い!ジョーは机の下へ吹っ飛ぶ!
ジョーは勢いよく跳ね起きるが、段平の力のこもったパンチは机ごとジョーを壁に叩きつける!
倒れているジョー、立ちつくす段平&子供達。T.Bハーモニー(5)

5枚 (合計268枚)

注目ポイント

★ホセVSピナン戦回想シーン。
ホセがピナンに好きに打たせるカット、続けてホセVSジョーに代わり、
同様にホセはジョーに好きに打たせる。
そして、ピナンの様にジョーはホセにKOされる・・・・・。
・・・ジョーの悪夢。うめき声を上げながら目覚める、ジョー。
※原作漫画ではハワイからの帰りの飛行機でうなされ、叫ぶ。
長旅で疲れたのですね・・・とおしぼりを持ってくるスッチー。

★TVアニメ版では、ハワイのお土産を丹下ジム内で渡しますが、
原作漫画では羽田で待つドヤの人々にその場で渡す。

★矢吹丈チャリティサイン会
サイン会にうんざりしたジョーはサイン会場を抜け出し屋上へ。
この際に流れる音楽は
”蘇える金狼”(1979年度作品)の小池朝雄(金子役)がネガとテープで
ゆすられているシーン(5000万円で買い取り)と同じです。
他にも新ルパン三世や、西部警察ではPART2の37話「戦慄のカーニバル・名古屋編」でも
使用されてます。
この曲は出だしがウルトラセブンで印象的なBGMにそっくりです(^^)



★廃墟で出会う、ゴロマキが昔、大変世話になった命の恩人の息子さん
・・・という少年は”古谷徹”氏が声を担当。
ブルゾンのインナーのシャツにはCHAMPIONとかかれたロゴがあります。
古谷徹氏は同じ梶原原作の”巨人の星”の飛雄馬、ガンダムのアムロ、
セーラームーンではタキシード仮面等多数有名作品で活躍してます。
奥様は間嶋里美さん”プラレス三四郎”で三四郎、ガンダムではミハル、
STOPひばりくん、ゲームセンターあらしでも有名です。(1985年3月結婚退職)


古谷さんにこの”少年”の事をお聞き(2004.7)したところ、
”残念ながらさすがに24年前のゲスト出演は覚えていません。ごめんなさい_(._.)_”
とご返答を頂きました。
覚えてないのは残念(^O^;でしたが、ご返答ありがとうございました♪\(^o^)/
所持セル画リンク→

スタッフ&キャスト

脚本:篠崎好

絵コンテ:さきまくら

ディレクター:竹内啓雄・大賀俊二

原画:杉野佐秩子・児玉兼嗣・大塚伸治・小林慶輝・神宮慧
   道下有希子・鳥居愛緒・半田由利・谷野恵子
動画:加藤涼子・高奥誠也・河田章子・桑本瑞穂・小沢尚子
   金子茂子
仕上げ:グループジョイ 木村文一・岸好子・小杉宏幸・佐藤敦子

撮影:高橋プロダクション 宮内征雄・大田勝美・平山照夫
   安津畑隆・小林武男
制作進行:尾崎穏通

声の出演:池水道洋(ヤクザ)、水鳥鉄夫(ドヤの人)、
       平林尚三(大橋運動部長)、古谷徹(少年)、中野聖子(女子学生)
       鈴木富子(女子学生)、鈴置洋孝(志望者)、井口成人(新聞記者)
       小比類巻孝一(新聞記者)、森茂樹(新聞記者)

inserted by FC2 system